東郷町・境川ウォーキングロードで出会った鳥たちと自然〜雨が降り出すまでの2時間観察記〜

今日は、東郷町役場からスタートし、境川沿いのウォーキングロードを歩いてきました。目的地は、交通児童遊園まで。出発時は曇り空でしたが、歩いているうちに雨がぽつぽつ。途中で見つけた自然や鳥たちとの出会いをまとめてみます。

🟩【地図・観察ルート】

今回の出発点は、東郷町役場です。

東郷町役場には、ウォーキングロードの案内図があります。この案内図の道を歩いてきました。往復５kmを歩きたかったのですが、途中から雨が降ってきたので切り上げてしまったのが残念。役場から１．５km手前の交通児童公園のあたりまで歩きました。

東郷町役場を流れている川です。実はここは春木川。少し流れてから境川と合流しています。見てわかる通り、にごっています。今日は川の生物はあまり観察できなかったのが残念でした。

図鑑に、「ヤマグワの葉はぎざぎざが大きい」と書いてあったので、確認してみました。その通りでした。

このウォーキングロードは何度も歩いたことがあるのですが、これまで、クワの木を気にしたことはありませんでした。改めて歩いてみると、本当にたくさんのクワの木がありました。その気があるかないかで、見えるものって全く違うんですね。

カメだけは何匹も見かけました。延べ１０匹はいたと思います。いつもこんなにいるのか、たまたま多かったのか。また改めて観察したいと思います。

調べてみると、おそらくこれは外来種の「ミシシッピアカミミガメ」のようです。

いたるところから鳴き声は聞こえましたが、小鳥の観察はほとんどできませんでした。扇川に比べて自然豊かな境川。逃げ場、隠れ家が豊富だからでしょうか。

鳴き声は、ギッギッ、ガッガッ、ヒーヒー、といったものでした。鳴き声から鳥を識別するアプリもあるようなので、今度はこういうものも使って調べてみようかと思います。

小雨も降り始め、川沿いでの小鳥の観察を諦めかけていた時、田んぼの方にサギがいるのが見えて行ってみました。どうやらコサギのようです。田んぼの中でエサを探していました。

ケーンケーンというキジの鳴き声が聞こえたので探していると、見つけました。ただ、キジは警戒心が強いようで、なかなか近づくことができませんでした。歩くスピードもなかなか速い。そのため、このサイズの写真を撮るので精一杯でした。

もう１羽、サギを見つけました。アオサギです。黒い筋模様があり、羽が灰色っぽいところがコサギと違いますね。

序盤、なかなか鳥を撮影することができなかったものの、キジとサギを撮影できてホッとしました。雨も降ってきたことなので、もう帰ろうと役場の方へ歩いていると、アオサギが１羽、何かを加えて飛んできました。

田んぼに着地して、何かを食べようとしているアオサギ。細長いものはヘビかウナギか。川のほうから飛んできたので、ウナギかなと思います。最後に思わぬ写真を撮ることができて良かったです。

境川では小鳥の観測が難しかったですね。川沿いの田んぼのほうが、サギやキジがいて撮影が楽でした。都市のほうが自然が少ない分、小鳥が集中して見つけ安いのではないかと思います。経験値を上げ、自然豊かなところでも小鳥を見つけられるようにしたいですね。

あと今日は、雨具を持って行かなかったことが失敗でした。粘って撮影するためにも、次は用意しておこうと思います。