【東郷町・真菰池親水公園】雨上がりの観察記録|カメたちの甲羅干しと季節の木々たち

2025年5月26日、東郷町の真菰池親水公園へ観察に出かけました。前日に雨が降ったこともあり、池の水はやや濁り気味。魚や水生昆虫の観察は難しい状況でしたが、いくつかの興味深い発見がありました。

真菰池親水公園の様子

池にはカメがずらりと整列!

池をのぞき込んでみると、ミシシッピアカミミガメと思われるカメたちがたくさん浮きに並んで甲羅干し中。日差しの加減を気にしてか、みんな絶妙なバランスで並んでいました。

近づくとすぐに水に飛び込み、残ったカメはこれだけ。さらに近づくと、みんないなくなってしまいました。人の気配に敏感なところが野生の証ですね。

池の周辺をめぐって

池の外周を歩いていると、小川のような流れのある場所を発見。

何かいるかな?と思って見ていましたが、アメンボがいたくらい。もしかしたら水温や雨の影響があったかもしれません。ちょっと残念でした。

足元にはドングリがたくさん

ふと足元を見ると、たくさんのドングリが落ちていました。近くにはアラカシコナラ系と思われる木が生えていて、ドングリを育んでいるようです。

木の写真も何枚か撮ってみたのですが、あとで見返すと、どれも何の木か判断がつかず…
次は「葉」「幹」「全体の姿」の3つを意識して撮ってみようと思います。

そんなこんなしながら池を一周して戻ってきたら、またカメがいました。ここ、お気に入りの場所なのでしょうかね。

公園周辺の様子

道路を挟んで反対側にはアジサイの群生

池の南側、公園の道路向かいにはアジサイがずらりと並んでいました。花はまだ咲き始めですが、6月になれば見事に咲きそろいそうです。写真を撮る人も多い人気の場所です。

キンカンとビワの木

アジサイの後ろに、実をつけたキンカンビワの木もありました。ちょうど果実が色づき始め、春から初夏への移ろいを感じさせてくれます。

一里塚の榎(えのき)

公園を離れ、少し北に歩いたところにあるのが「祐福寺一里塚」。江戸時代に道の目印として設けられた一里塚の榎が立っていました。東郷町指定文化財であり、今も立派な姿で地域の歴史を伝えてくれています。

鮮やかなツツジの植え込み

最後に訪れたのは東郷製作所前のツツジの植え込み。満開のツツジが広がる様子は見事でした。季節ごとに表情を変える道ばたの植栽にも、ぜひ注目してみてください。

観察メモ

  • 観察日:2025年5月26日(月)
  • 時間帯:9:00〜10:00
  • 天候:曇り
  • 気温:9:00時点で約17.8℃、10:00時点で約18.5℃
  • 降水量:0.0mm(降雨なし)
  • 風向・風速:北西〜北北西の風、風速4〜5m/s

まとめ

今回は雨の影響もあり、魚や昆虫の観察は難しかったものの、カメや木々、花々から初夏の自然を感じることができました。成果が少なく感じる日でも、記録しておくことで後から季節の変化や生き物の動向を知る手がかりになります。

何気ない日も、自然に目を向けてみるとたくさんの発見がある。そんな観察をこれからも続けていきたいと思います。

最後に、今回観察したものの位置関係は以下の通りです。

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