最近の散歩の中で、特に印象に残った植物や野鳥をいくつかご紹介したいと思います。
特別な観察をしようと思って出かけたわけではなく、ただ日常の中で歩いていると、思いがけずさまざまな自然に出会えることがあります。そんな発見の記録です。
観察した植物
クチナシ

これまでつぼみを見つけていたクチナシですが、ついに花が咲いていました。
少しずつ姿を変えながら咲いていく様子に、植物の秘めた成長力を感じます。
イチジク

葉の形が特徴的なので、一度覚えると見つけやすくなります。
面白いことに、そうやって“わかる”ようになると、これまで見えていなかったものが急に目に入るようになるんですね。
アガパンサス(ムラサキクンシラン)

散歩中に「きれいだな」と思って撮った花。
ギリシャ語の「アガペー(愛)」+「アントス(花)」が語源で、愛や恋に関する花言葉が多いのも納得の美しさですね。
ノアザミ

2週間ほど前にはつぼみだったノアザミが、咲き始めていました。
鋭いトゲのある葉と、鮮やかな紫の花のコントラストがとても印象的。
タイミングを逃さず観察できてよかったです。
ムラサキツメクサ

レンゲとは少し違うなと思って撮った写真から、名前を調べて「ムラサキツメクサ」と判明。
シロツメクサ以外にも、こんな種類があったんですね。
まだまだ知らないことがたくさんあるなと、あらためて感じました。
アジサイの変化


真菰親水公園近くで観察していたアジサイ。6月17日に満開だった花が、21日には白い部分がすっかり茶色くなっていました。
花の盛りは短く、移ろいの早さに驚かされます。
観察した野鳥
モズの幼鳥

近くでよく見ていたムクドリかと思っていましたが、調べてみたところモズの幼鳥のようでした。
同じ場所を観察していても、違う命と出会えるものですね。
ヒヨドリの幼鳥

近くに親鳥がいてエサを運んでいたのですが、撮影には少し間に合わず…。巣立ち後、飛ぶ練習中だったのかもしれません。小さな命が一歩ずつ成長していく姿、つい応援したくなります。
まとめ
今回は、散歩中に見つけた印象的な植物と野鳥の観察記録として、クチナシ、イチジク、アガパンサス(ムラサキクンシラン)、ノアザミ、ムラサキツメクサ、モズの幼鳥、ヒヨドリの幼鳥を紹介しました。
特別な準備をして観察に出かけたわけではなく、ただ散歩していただけ。
それでも自然はたくさんのことを見せてくれます。
何気ない毎日の中にある発見を、これからも大切にしていきたいと思います。