【名古屋市緑区・大高緑地】どんぐりマップ片手に散策①

大高緑地とどんぐりマップ

いつもは東郷町の小さな公園メインで散策して記事にしている私ですが、今回は名古屋にある大きな公園の1つ「大高緑地」を散策してきました。
この公園を選んだ理由は2つ。
1つは、この公園が自宅から近いから。
もう1つは、「どんぐりマップ」という、どこでどんなドングリを観察できるのかをまとめた資料が公開されていたからです。

最近、東郷町の各地を散策してどんぐりの観察を進めていますが、実物を見て、「これは何のどんぐりだろう?」と、迷うことが多くあります。
これがアラカシ、これはシラカシと、既に判別がされているものを見て、どんぐりについてもっと知りたい。
そう思っていたところ、この大高緑地のどんぐりを調べた「どんぐりマップ」を発見しました。
これを生かさない手はありません。
というわけで、この「どんぐりマップ」片手に、大高緑地を散策してきました。

こちらがそのどんぐりマップ。
「あいちおでかけナビ 公園であそぼう!」の特集ページにありますので、興味のある方は見ていてください。
大高緑地だけでなく、小幡緑地、新城総合公園、尾張広域緑道、あいち健康の森公園、東三河ふるさと公園、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)のどんぐりマップもあります。
これらの公園、ゆくゆくは私も全部観察したいと思っています。

第1駐車場からスタート

第1駐車場に車を止め、散策を開始していきます。
まず、駐車場にあった案内図を見てみました。
どんぐりマップには、どんぐりが観察できる若草山周辺がのっていましたが、この公園自体はもっと広いようですね。
また別の機会に全体を散策したいと思います。
あとこの案内図、どんぐりマップとは上下が逆になっています。
そこは注意してスタートしました。

第1駐車場から遊具エリアへ向かって歩いていきます。
駐車場を出てすぐのところにボート乗り場がありました。
この日は休みだったようですが、ここでボートに乗ることができるようです。

遊具エリア(メルヘン広場)まで

こちらが遊具エリア(メルヘン広場)です。
かなりの長さのロングスライダーがあります。
他にもいろいろと遊具があり、小さい子でも遊べるようになっています。

この、遊具エリアに入るところにシラカシの木がありました。
どんぐりマップを確認すると、この木はは載っていないよう。
どうやら、マップに載っていないどんぐりの木もあるようです。

アベマキ、アラカシ、コナラのどんぐり発見

まず、上の図の赤丸で囲まれた部分にあるどんぐりを調べてみました。
(先ほど見つけたシラカシの位置もかいてあります)

歩道から見るとこんな感じです。
左に行く道がありますが、ここへ行くと野原のような場所があります。
まず、道沿いのアベマキを探してみます。

こちらが道沿いにあったアベマキです。
どんぐりも確認できました。
アベマキはクヌギと似ていますが、葉の裏側が白いという特徴があります。
その特徴も確認できました。
また、幹がコルクのようになっているという特徴も、実際に触って確認しました。

メインの歩道から左手に入ったところに広がっていた野原です。
あちこちにどんぐりの木があります。
そしてここにある木、特徴的なことがあります。
どれも枝が低い位置にあり、どんぐりを観察しやすいのです。
枝打ちをしていないんでしょうね。

アベマキの木とそのどんぐり、そしてアラカシの木とそのどんぐりです。
枝が低い位置にもあることがおわかりでしょうか。
そこにどんぐりがたくさん実っているので、観察がとても楽ちんです。

アラカシのどんぐりはまだ青いものばかりでしたが、アベマキのどんぐりは熟しているものも多かったです。
地面にもたくさんのどんぐりが落ちていました。
ここなら、これでもかというくらいアベマキのどんぐりを大量に集められると思います。

野原から歩道に戻り、先に進んでいきます。
すると右手にコナラの木とどんぐりを見つけました。
右の写真、赤で囲んだ部分がコナラです。

どんぐりを拡大して撮影したものです。
うろこ状のぼうしを確認することができます。
まだ青いどんぐりがほとんどでしたが、一部、熟したどんぐりを確認することができました。
どんぐりマップには、道沿いで確認できるものとしてコナラはかかれていませんでした。
細かく見ていくと、こういう発見がありますね。

展望台まで(アベマキ、シラカシ、コナラ)

続いて展望台まで歩いていきます。
進行方向左手側に様々などんぐりがあるはずなので、これを観察していきます。

少し歩いていくと、左手側が開けてきます。
ここへ来ると、今歩いているところが、若葉山を登っているルートだということを実感できます。

しばらくすると、右手側も開けてきます。
この、3つの立て看板があるところ。
ここを登っていくと、展望台へのショートカットになります。
子供なんかははしゃぎながら走っていきそうなところです。

左手側に階段があります。
ここを降りていくと、その先にどんぐりの木を確認することができます。
どんぐりマップによると、アベマキの木が2本とシラカシの木が1本あるはずです。
では、階段を下りて見に行ってみましょう。

それぞれの木のどんぐりはこのような感じです(左からアベマキアベマキコナラ)。
どんぐりマップによると、シラカシがあるはずなのですが、見つけたのはコナラでした。
ぼうしがうろこ状になっているので、間違いないと思います。
実はこのコナラ、散策していた時はシラカシだと思い込んでいて、後から写真を見直して気が付きました。
シラカシを見落としていたかもしれません。別の機会に確認できたらと思います。

展望台へ

突き当りを右手に進むと展望台があります。

展望台からの眺めです。
まっすぐ前には御嶽山が見えるはずなのですが、少し曇っていたためか、今回は確認することができませんでした。
すこし右に見える山は恵那山でしょうか。

展望台の脇にはコナラの木がありました。
これも、どんぐりマップには載っていませんでした。

展望台の後ろにある原っぱには、シラカシの木が何本かありました。
枝が低い位置にあり、とても観察しやすかったです。
まだ青い実ばかりでしたが、どんぐりの数はかなりあります。
どんぐりマップには載っていませんが、この近辺はどんぐりを簡単に集められるのではないかと思います。

展望台付近のどんぐりをまとめると、以下のような感じです。

「いろいろ」とあるところでは、アベマキ、コナラ、シラカシなどを観察することができました。

何気ないところで様々などんぐりを観察することができます。

展望台までどんぐりを観察しながら歩いてみましたが、ここまでだけで様々などんぐりを見つけました。
低い位置にどんぐりが実っている木が多いこともあり、観察がかんたんでした。
そして、マップを片手に観察してみると、「このどんぐりか○○なのか」と、どんぐりを見分けるいい練習にもなりました。

大高緑地の観察はまだまだ続きますが、分量が多くなってきたので、一旦ここまでにしようと思います。
引き続き、残りの部分を記事にしていきますね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール